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2008年12月 4日 (木)

[ロンドン外為]欧州の景気減速感で円高進行、後半は調整 12月3日22時48分配信 サーチナ

3日ロンドン市場は序盤からリスク回避的な円高や欧州通貨安の動きが強まった。欧州株が自動車株などを中心に下げて始まったことや欧州各国の非製造業PMIが軒並み過去最低水準を記録したことで、欧州通貨売り・円買いの動きが強まった。
 
 ユーロ円は118円台半ばから一時117円割れへ、ポンド円は139円台前半から一時136円台半ばまで下げた。この動きに平行して、ユーロドルは1.27近辺から1.26近辺まで、ポンドドルは1.49近辺から1.47手前へと軟化した。

 この間、ドル円も93円台前半から92円台後半に下げた。ただ、PMI系指標の発表が終わるとリスク回避的な動きは落ち着き、ユーロ圏小売売上高の予想以上の落ち込みには反応薄となった。その後、株式の下げが一服したことから、次第にポジション調整色が強まり、円安方向に戻した。しかし、ドル円93.30レベル、ユーロ円118円近辺、ポンド円137円台後半は重く、円高水準へと押し戻されてNY市場待ちとなっていった。
 
◆欧州のサービスPMI、記録的な低水準に

 ユーロ各国の非製造業PMIが発表され、それぞれ予想を下回る結果となり、最低水準を記録した。ドイツ非製造業PMI・確報値は45.1と速報値46.2から下方修正、ユーロ圏非製造業PMI・確報値は42.5と速報値43.3から下方修正された。イタリアやフランスも同様に弱い結果となった。

 英CIPS非製造業PMIも40.1と、前回42.4を下回り1996年の本統計開始以来の最低水準となった。ポンド中心に欧州通貨売りの材料となった。
 
◆ユーロポンド上昇、一時0.86台乗せ

 ユーロポンドは序盤に0.85近辺へと下落、下値を探る動きとなったが、欧州株の取引開始を契機に反転、一方的に買われて0.86台乗せまで上昇した。市場では、4日に発表されるECBおよびBOEの政策金利において、英政策金利の大幅利下げを見込む向きが多い。ただ、NY市場の開始を控えて0.85台半ばまで調整された。
 
◆米MBA住宅ローン申請指数、100%超の上昇に

 11月29日までの週の米MBA住宅ローン申請指数は前週比112.1%と記録的な上昇幅となった。FRBによる住宅ローン担保証券(MBS)買い入れの発表によりローン金利が低下したことが寄与した。ローン契約の平均金利は15年固定が5.78%から5.13%に、30年固定が5.98%から5.47%へと低下した。

 新規購入指数が38%の伸びだったのに対し、借換指数は203.3%と驚異的に伸びた。米株先物が下げ幅を縮小する反応に、やや円売りの動きがみられた。(情報提供:Klugクルーク)

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最終更新:12月3日22時48分

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